九条の会市川」三周年記念集会開催

9月7日、市川市民会館で「九条の会市川」三周年記念集会が開かれました。集会は、千葉県からの補助金廃止という圧力のもとで、県職員労働組合に加盟しオーケストラを存続させたユニオン・ニューフィル千葉のミニ・コンサートで始まりました。

記念講演では獨協大学教授古関彰一さんが「なぜ日本はアメリカから自立できないのか」という点を中心に、憲法制定時の経緯から掘り起こし、日米関係における憲法九条の歴史を丁寧なレジメに添って話されました。記念集会のもうひとつの目玉である憲法対談では、古関彰一さんと弁護士の高橋勲さんが「憲法九条を中心とする今日的状況と私たちの新しい課題」というテーマで、自民党の「改憲案」のねらい、あるいは生活との関連から、多面的に護憲の価値と意義を縦横無尽に語り、この憲法を世界にも広めていく必要があると、結びました。

最後に「47万市川市民へのアピール」を250人の参加者全員の賛同を得て採択しました。