2月11日(日)、「2・11『九条の会・千葉県』発足のための呼びかけ人相談会」が千葉市民会館特別会議室で開かれました。
当日は天候にも恵まれ、県内14市(千葉、船橋、八千代、松戸、市川、成田、印西、鎌ヶ谷、佐倉、四街道、習志野、柏、白井、富里)から約70名が参加し、盛大でした。 主催者を代表して高橋勲弁護士のあいさつの後、第一部は小沢隆一前静岡大学人文学部教授(現九条の会事務局担当、東京慈恵医科大学教授)による基調講演「今、憲法を語る時―九条運動は情勢をどう切り開いているか―」、第二部は参加者による質疑・討論が行われました。そして最後に「九条の会・千葉県」(仮称)発足にむけた「アピール」を採択しました。
小沢講演は、丁寧なレジュメにもとづき安倍政権と改憲の動向、集団的自衛権や核武装論、憲法のもつ豊かな内容、改憲の狙いなどを分かりやすく語り、「九条の会」を大きく発展させようと結ばれ、多くの示唆を与えました。 第二部の質疑・討論も大変活発でした。「九条の会・千葉県」の名称、「申し合わせ」事項の内容や表記について、それぞれの地域での活動報告や5月27日(日)の発足集会への賛意など多彩な意見が出されました。
なお、当日は、「決議の場」ではなく「自由な意見交換の場」として開かれましたが、5月3日(憲法施行60周年の憲法記念日)の行動提起や「結成集会」の日程などを盛り込んだ「アピール」を全員の拍手で確認しました。出された意見は、今後、名称を含めて事務局会議などで整理し、5月3日(憲法記念日)の行動の具体化とともに結成集会のなかに生かしていくことになりました。
*なお、「アピール」はこちらに掲載してあります。また小沢隆一氏の基調講演は近々、このホームページに発表する予定です。 |